翡翠の色の種類:インペリアルグリーン・ラベンダー・墨翠

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黒、白に緑の飄花、赤、インペリアルグリーン、ラベンダー、黄、淡い青緑の翡翠カボションを一列に並べたイメージ図

翡翠といえば緑ですが、ラベンダー、赤、黄、白、淡い青緑、黒もあり、1つに2〜3色が出るものもあります。緑は「濃さ・明るさ・色調の純度・均一さ」の4点で評価します。インペリアルグリーンは、きめ細かく透明感のある素材に濃く純粋な緑が均一に入ったもので、非常に希少です。色は必ずニュートラルな光で見ること、そして価値があるのは天然の色だけです。染色したC貨ははるかに安価です。

翡翠にはどんな色がある?

純粋なジェダイトは白、または無色です。色は石に含まれるわずかな他の元素によるもので、同じ原石の中に複数の色が出ることもあります。主な色は次のとおりです。

色 中国語の呼び名 見た目 色の原因
緑 翠 淡いミントグリーンから濃いエメラルドグリーンまで 主にクロム
紫(ラベンダー) 紫罗兰・春 淡いピンクがかった紫から青みの紫まで 定説はなく、微量のマンガンや鉄によるとする説が一般的
赤 红翡 オレンジがかった赤から茶色がかった赤 酸化鉄。原石の皮のすぐ下の層によく出る
黄 黄翡 はちみつ色から茶色がかった黄色 赤と同じく酸化鉄
白・無色 白翠・无色 色が見えない 純粋に近いジェダイト
黒 墨翠 黒く見えるが、光を透かすと濃い緑 鉄分の多い濃緑の素材

「翡翠」という名前自体が色に由来します。一般に「翡」は赤や黄、「翠」は緑を指すとされています。

インペリアルグリーンとは?

インペリアルグリーン(帝王绿)は、最も高く評価される色の業界名です。黄みや灰色みのない、濃く純粋な緑が、きめ細かく透明感のある素材に均一に入ったものを指します。非常に希少ですが、この呼び名は広く使われがちで、少し濃い緑なら何でも「インペリアル」と呼ぶ売り手もいます。名前ではなく、石そのものを見てください。

インペリアルグリーンは色と素材がそろって初めて成り立ちます。同じ緑でも、粗く不透明な素材に入っていればインペリアルとはいいません。質感(種)と透明感(水)の見方は翡翠の「種・水・色」(英語)をご覧ください。

緑の翡翠はどう評価する?

中国の業界では、4つの字にまとめて表します:浓(濃さ)、阳(明るさ)、正(色調の純度)、匀(均一さ)。

ポイント 中国語 見るところ
濃さ 浓 淡いか濃いか。濃すぎる緑は黒っぽく見え、かえって評価が下がる
明るさ 阳 生き生きとした緑か、くすんだ緑か
色調の純度 正 純粋な緑か、黄・青・灰色に寄っているか
均一さ 匀 全体に広がっているか、まだらや筋状か

商品説明でよく見る緑の呼び名:

  • 陽緑(阳绿):鮮やかで生き生きとした緑。インペリアルに次ぐ評価。
  • アップルグリーン(苹果绿):やや黄みのある明るい緑。
  • 油青(油青):灰色みや青みのある濃い緑で、油のような光沢。価格はふつう陽緑よりかなり低め。
  • 飄花(飘花):明るく透明感のある地に、緑や青緑の模様が漂うように入ったもの。
緑の翡翠カボションが2列:上の列は淡い緑から濃い緑へ、下の列は均一な緑、まだら、筋状、飄花
1列目:濃さ(淡い→濃い)。2列目:同じ緑の入り方の違い。A 均一、B まだら、C 筋状、D 飄花。最も評価が高いのは均一なA。イメージ図です。

ラベンダー、赤翡翠、黄翡翠とは?

ラベンダー(紫罗兰)は、淡いピンクがかった紫から青みの強い紫まであります。多くは淡い色で、透明感のある素材に濃く均一な紫が入ったものは多くありません。紫は照明によって濃くも淡くも見えるので、昼光で確認してください。

赤翡翠・黄翡翠(红翡・黄翡)は、粒のすき間にしみ込んだ酸化鉄によって色づいたもので、原石の皮のすぐ下の層によく見られます。澄んだ鮮やかな赤が最も評価が高く、茶色がかったものはよく見られ、価格も下がります。

晴水・春帯彩・福禄寿とは?

特定の色調や、複数の色の組み合わせを表す呼び名もあります。

呼び名 中国語 意味
晴水 晴水 透明〜氷種の素材に入った、淡く均一な青緑
春帯彩 春带彩 紫(春)と緑(彩)が1つに入ったもの
福禄寿 福禄寿 3色、ふつうは緑・紫・赤または黄。福・禄・寿の3つの吉祥にちなむ
墨翠 墨翠 普通の光では黒く、後ろから強い光を当てると濃い緑に見える

墨翠はほかの黒い石と間違えられやすい素材です。売り手がよく使う方法は、薄い縁に強い光を当てること。墨翠なら緑色に透けます。ただしこれは手がかりにすぎず、素材の確認は鑑別書で行います。

6つの翡翠カボション:淡い青緑、くすんだ濃緑の油青、紫と緑、3色、そして同じ墨翠を正面の光と背後からの光で見比べたもの
1 晴水、2 油青、3 春帯彩、4 福禄寿、5 正面から光を当てた墨翠、6 同じ石を背後から照らしたところ。イメージ図です。実際の石はそれぞれ異なります。

翡翠の色が偽物ということはある?

あります。染色した翡翠がC貨です。染料で、淡い色や白い素材を鮮やかな緑や紫に見せることができ、時間とともに退色することもあります。拡大すると、染料はひびや粒のすき間にたまって見えることが多いのですが、確実なのは鑑別です。天然翡翠の鑑別書には、染色や処理の記載はありません。翡翠のA貨・B貨・C貨の違いとB貨翡翠の見分け方もご覧ください。

色が天然ではないかもしれないサイン:

  • 色がとても鮮やかで均一なのに、似た品よりずっと安い。
  • 色が細い線状に、またはひびに沿って集まって見える。
  • 支払い前に鑑別書を出してくれない。

ネットで翡翠の色を確認するには?

  • 暖色の店舗照明ではなく、昼光やニュートラルな白色光で撮った写真・動画を見る。
  • 背後からの強い光に注意。ほとんどの翡翠がより緑に、より透明に見えます。
  • 色がどう入っているかを確認する。全体なのか、片面や一部だけなのか。
  • 鑑別書に色の記載があり、天然・無処理のジェダイトと書かれているか確認する。手順は翡翠の鑑別書の確認方法(英語)をご覧ください。

色は価格を決める要素の1つにすぎません。ほかの要素は翡翠の価格は何で決まる?(英語)、購入の流れは中国から翡翠を安全に買う方法をご覧ください。

JadeiteHubでは、商品写真はすべて売り手による実物撮影で、一部は動画もあります。販売した品はすべて発送前に鑑別書と照合し、説明と異なる場合は全額返金します。

よくあるご質問

翡翠で最も価値が高い色は?

インペリアルグリーンです。きめ細かく透明感のある素材に、濃く純粋な緑が均一に入ったものを指します。濃く均一なラベンダーや鮮やかな赤も高く評価されますが、色は必ず質感・透明感とあわせて評価されます。

ラベンダー翡翠は価値がある?

品によります。多くは淡い紫で、透明感のある素材に濃く均一な紫が入ったものは少なく、その分高く評価されます。紫は照明で見え方が変わるので、昼光で確認してください。

墨翠は翡翠?

墨翠は非常に濃い緑のジェダイト系素材で、普通の光では黒く、背後から光を当てると緑に見えます。見た目の似た黒い石もあるため、素材は鑑別書で確認してください。

翡翠の色は退色する?

天然の翡翠の色は安定しています。染色したC貨の色は光や時間で退色することがあり、天然の色が大切な理由の1つです。

鑑別書に色のグレードは書かれている?

多くの鑑別書は「緑」「紫」など色を言葉で記載し、処理の有無を明記するだけです。「インペリアル」のようなグレードはふつう書かれていません。

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